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オススメ展覧会情報

-ベン・シャーン クロスメディア アーティスト 展

アメリカの画家ベン・シャーン(1898-1969)は、二つの世界大戦を経てめまぐるしく変化を遂げた20世紀社会を見つめ続けた画家です。彼は多くの社会の不正義に厳しく迫るとともに、人々の怒りや哀しみ、痛み、そして喜びに深い共感をよせました。彼の引く、ためらいを含んだような表情豊かな線には、そうした思いが重なっています。この展覧会は、約20年ぶりの大規模なベン・シャーンの回顧展であり、絵画・版画・ポスター・素描など約130点に加えて、日本であまり紹介されていなかったシャーン撮影の写真を250点ご紹介します。

神奈川県立近代美術館 葉山

【会期】2011年12月 3日(土)~2012年 1月29日(日)
    休館日:月曜定休 
【時間】 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
      金曜日は午後8時まで 
【会場】神奈川県立近代美術館 葉山
【アクセス】

  JR横須賀線「逗子」駅、京浜急行「新逗子」駅よりバス20分


【オススメ度】
コアな美術愛好家 ★★★★★
美術入門者     ★★★★ 
日本画愛好家    ★

【解説】日本では馴染みの薄いベン・シャーンですが、美術を生活から離れた芸術としてではなく、身近なものとして捉えさせてくれる画家です。まさにアメリカの生んだアメリカらしい画家と言えるでしょう。彼の不正義を告発する作品、数々のイラスト的作品、ポスター類全てが個性を放っており、素晴らしいの一言です。第五福竜丸の事件を告発したシリーズもあり、必見です。近美葉山は海辺にロケートし、レストランも素敵です。エビス校の改装で忙しく、29日終了間際のお知らせとなりました事申し訳ありませんが是非足をお運び下さい。

[画像:W.P.A サンデー]

シャーン
-アルプスの画家 セガンティーニ ―光と山― 展

ジョヴァンニ・セガンティーニ(1858-99年)は、故郷イタリアで活動した初期には農民生活などを題材にしました。後にスイスのアルプスに転居して、雄大なアルプスを舞台にした作品に取り組み、新印象派風の明るく細かいタッチの色彩技法を確立しました。さらに晩年には、母性・生・死などのテーマで象徴主義の代表画家となります。本展では初期から晩年までの厳選した作品によって画家の全貌を紹介します。

損保ジャパン東郷青児美術館

【会期】2011年11月23日(水・祝)~12月27日(火)
    休館日:月曜定休 
【時間】 10:00〜18:00(入館は午後5時30分まで)
      金曜日は午後8時まで 
【会場】損保ジャパン東郷青児美術館
【アクセス】

  JR新宿駅西口、丸ノ内線新宿駅・西新宿駅、大江戸線新宿西口駅より徒歩5分


【オススメ度】
コアな美術愛好家 ★★★★★
美術入門者     ★★★★ 
日本画愛好家    ★

【解説】日本では馴染みの薄いセガンティーニですが、スイス伝統の象徴主義の画家として主に認識されていると思います。しかし生地北イタリアで不遇な青年時代に才能を見出された画家はアカデミックな教育を受け、当時の伝統的絵画から出発しています。そしてその純粋な精神から北方のアルプスに移り住み、澄んだ空気感を描くために分離画法を確立します。その後次第に精神性の高い画を描く様になていきます。その様な画家の生涯を俯瞰できる希少な機会となっており必見です。油絵の画法としても見る価値があると思います。

[画像:アルプスの真昼]

セガンティーニ
-生誕130年 松岡映丘-日本の雅-展-

松岡映丘(えいきゅう)(1881~1938)は兄の柳田國男ら学者一家に育ちました。東京美術学校を首席で卒業、平安・鎌倉期の絵巻物などを研究し、やまと絵の再興に努めました。しかし、その表現は古典にとどまらず、近代性を加味した「新興大和絵」を展開し、初代水谷八重子をモデルとした《千草の丘》で、モダンな作品へと花開きます。大規模な回顧展となる本展は、最初期から晩年にいたる約70点の作品やスケッチ類を合わせて展示し、その生涯の画業を紹介するものです。

練馬区立美術館

【会期】2011年10月9日(日)~11月23日(水)
    休館日:月曜定休(ただし10月10日は開館)
【時間】 10:00〜18:00(入館は午後5時30分まで)
【会場】練馬区立美術館
【アクセス】

  西武新宿線 中村橋駅 より徒歩3分


【オススメ度】
コアな美術愛好家 ★★★
美術入門者     
日本画愛好家    ★★★★★

【解説】鎌倉、室町期に隆盛した日本固有のやまと絵も定型的表現から室町以降狩野派などに取って代わられ衰退します。映丘はそのやまと絵の技法を熱心に研究し作品を世に問いますが、一見古いその画風はなかなか世に認められませんでした。しかし新しい感覚も取り入れた作品が次第に認められ、《千草の丘》で大きな評判を呼びます。繊細で色が美しく手抜きのないその表現は大変に好感が持て、同じ様に描いてみたいと思わずにはいられないでしょう。そうした意味で全ての日本画ファンの方にお勧めします。是非足を運んで下さい。残念な事に空いていて見易いです。

[画像:千草の丘]

千草の丘
モーリス・ドニ -いのちの輝き、子どものいる風景-

モーリス・ドニ(1870~1943年)は、前衛芸術グループ「ナビ派」の主要メンバーであり、平面や単純な形態を使った装飾的なスタイルが特徴です。その一方で、自分の子どもたちや家族を描いた作品も、ドニの芸術の中で主要な位置をしめているといえます。本展覧会ではドニの作品の中でも「子ども」や「家族」を主題とした作品に注目、絵画、素描、写真、その他資料など約100点を展示し、ドニの芸術に迫ります。

損保ジャパン東郷青児美術館

【会期】2011年9月10日(土)~11月13日(日)
    休館日:月曜定休(ただし9月19日・10月10日は開館)
【時間】 10:00〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで
【会場】損保ジャパン東郷青児美術館
【アクセス】

  JR新宿駅西口、丸ノ内線新宿駅・西新宿駅、大江戸線新宿西口駅より徒歩5分


【オススメ度】
コアな美術愛好家 ★★★★
美術入門者     ★★★★
日本画愛好家    ★★★★

【解説】印象派後のフランスでゴーガンの影響を受けて結成されたナビ派の中心人物の一人であるドニは装飾絵画の分野で成功しました。日本画の平面的な塗り方にも通じるものがあり、他の欧州の作家とは一線を画してており、私のお気に入りの作家の一人です。今回の展覧会の題材は愛らしいものであり、肩肘はらずに見る事が出来ますが、色の選択、塗り方など参考になる部分も多く、お勧めしたいと思います。日本画の方にもお勧めします。それに空いています。

[画像:家族の肖像]

礒江
没後100年 青木繁展ーよみがえる神話と芸術

没後100年を記念して開催する本展は、油彩作品約70点、水彩・素描約170点、手紙などの資料約60点という、空前の規模で28歳8カ月で早世した画家の全貌をご紹介します。22歳のときに発表した《海の幸》は、当時の人々の心を力強くとらえました。さらに《わだつみのいろこの宮》など、古事記や聖書に題材をとった作品群を残しています。

石橋財団ブリヂストン美術館

【会期】2011年7月17日(日)〜2011年9月4日(日)
    休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)※8/15・22・29は特別開館
【時間】 10:00〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで
【会場】ブリヂストン美術館
【アクセス】

  JR東京駅(八重洲中央口)より徒歩5分
  東京メトロ銀座線京橋駅(6番出口/明治屋口)から徒歩5分
  東京メトロ銀座線・東京メトロ東西線・都営浅草線日本橋駅
  (B1出口/高島屋口)から徒歩5分


【オススメ度】
コアな美術愛好家 ★★★★★
美術入門者     ★★★★★
日本画愛好家    ★★★

【解説】海の幸の作者として伝説化した洋画家であり、また日本の古代神話などをモチーフにした浪漫的色彩の濃い画風は西洋美術の物まねではない独自のものがあり必見です。書簡なども豊富に交えて、明治という時代と若い精神の純粋な高揚が伝わってくる展示となっており、是非ともご覧頂きたいと思います。

[画像:海の幸]

礒江
特別展 磯江毅=グスタボ・イソエ マドリード・リアリズムの異才

磯江毅(いそえつよし1954-2007)は高校卒業後単身でスペインに渡り、30年余りの滞在でマドリード・リアリズムの俊英画家グスタボ・イソエとして認められ、国内外で高い評価を受けました。彼のリアリズム表現は、現実世界が内包する神秘的なものまで捉えようとする精神の深まりを感じさせます。2007年53歳で急逝した画家の本格的な回顧展として代表作約80点を一堂に集め、その稀有な画業を追想するものです。

練馬区立美術館

【会期】2011年7月12日(火)~10月2日(日)
    休館日 月曜日、ただし7月18日と9月19日は開館、翌日休館
【時間10時から18時(入館は17時30分まで)
【会場】練馬区立美術館
【アクセス】

 西武池袋線 中村橋 下車 徒歩3分


【オススメ度】
コアな美術愛好家 ★★★★★
美術入門者     ★★★
日本画愛好家    ★

【解説】日本の一般美術愛好家には馴染みのない画家かもしれませんが、彼の画に触れる事で絵画の持つ可能性、地平線が違って見えてくる事でしょう。余りにも精緻に描くために一生で100点弱しかないと言われる彼の大半の画が堪能できる奇跡の展覧会です。残念な事にとても空いています。鑑賞には集中力を要求されますので元気な時に行って下さい。

[画像:鰯]

礒江
「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」展

同ギャラリーは、12世紀から現代に至るまでの西洋美術コレクションでは世界有数の規模と質を誇る美術館です。本展では同館でも特に質が高いことで知られる印象派とポスト印象派の作品の中から、珠玉の83点を紹介します。同館改修のためにまとまった点数の最高の質の画に出会う事ができるニ度とないチャンスです。

国立新美術館

【会期】2011年6月8日(水)~9月5日(月)
    毎週火曜日休館
【時間10:00から18:00まで ※金曜日は20:00まで。
【会場】国立新美術館
【アクセス】

東京メトロ千代田線乃木坂駅  青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
都営大江戸線六本木駅     7出口から徒歩約4分
東京メトロ日比谷線六本木駅  4a出口から徒歩約5分


【オススメ度】
コアな美術愛好家 ★★
美術入門者     ★★★★★
日本画愛好家    ★★

【解説】印象派を準備したレアリズムのクールベ、マネに始まり、印象派、ポスト印象派を経てゴッホまで教科書に載っている画がゆったりと佇んでいます。画を見始めた方、描き始めた方は必ず足を運んで下さい。中でも「セザンヌのりんごともものある静物」とゴッホの3点は素晴らしいです。オモからは千代田線でお隣の駅です。


[画像:日傘の女性、モネ夫人と息子]

羅漢
「五百羅漢―増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信」展

徳川将軍家の菩提寺として知られる港区・増上寺に秘蔵される「五百羅漢図」全 100 幅。幕末の江戸に生きた絵師・狩野一信( 1816 ~ 63 )が 10 年の歳月をかけて描いた入魂の大作です。

江戸東京博物館

【期間】2011年04月29日 ~ 2011年07月03日
    月曜休館
【時間】9:30から17:30まで(土曜日は19:30まで)  
【会場】江戸東京博物館
【アクセス】JR総武線両国駅西口下車徒歩3分
      都営大江戸線 両国駅(江戸東京博物館前) A3、A4出口 徒歩1分
【オススメ度】
 コアな美術愛好家 ★★★★★
 美術入門者     ★★★
 日本画愛好家    ★★★★★

【解説】日本の美術を見直させる必見の展覧会です。10年120ヶ月で100枚、ほぼ毎月1枚のペースでこの完成度・手抜きのなさには脱帽です。見せ方も良く好感を持ちました。店長大推薦!(終了間際は混雑が予想されるのでお早めに)


[画像:狩野一信「五百羅漢図」第二十二]

羅漢
「アーティストファイル 2011ー現代の作家たち」展

国内外でいま最も注目すべき活動を展開している作家たちを選抜し、紹介するアニュアル(毎年開催)形式の展覧会

国立新美術館

【期間】2011年3月16日(水)~6月6日(月)
    毎週火曜日休館 ※5月3日(火・祝)および5月10日(火)は開館
【時間】10:00~18:00(入館は17:30まで)  
【会場】国立新美術館
【アクセス】地下鉄 千代田線 乃木坂駅より直接アクセス
【オススメ度】
 コアな美術愛好家 ★★★★
 美術入門者     ★
 日本画愛好家

【解説】現代美術、抽象美術愛好家必見です。K. Baker、T. Donovanはどちらも女性作家ですが、力強い作品を生み出していて驚かされます。店長久々に感動の展示です。(凄く空いてます)


[画像:Tara Donovan 作品の材料はご自分でお調べ下さい(出品作ではありません)]

高仲幸雄さんDM
「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画」展

シュテーデル美術館コレクションのなかから選りすぐられた95点の絵画作品を展示!

Bunkamura ザ・ミュージアム

【期間】2010/3/3 ~ 2011/5/22
【時間】10:00~19:00 (金・土)21:00まで
【入場料】一般 1500円、大学、高校生 1000円、中学、小学生 700円  
【会場】Bunkamura ザ・ミュージアム
【アクセス】JR 渋谷駅より徒歩7分
【オススメ度】
 コアな美術愛好家 ★
 美術入門者     ★★★★
 日本画愛好家

【解説】今回はドイツの国際都市、フランクフルトにあるシュテーデル美術館からフランドル絵画の作品が95点の絵画作品が展示されます。
フェルメール以外にもレンブラント、ルーベンス、フランス・ハルスの三巨匠の作品も展示☆写実的でリアルな油絵を描かれる方にオススメです!


[画像:ヨハネス・フェルメール 「地理学者」1669年 油彩・キャンヴァス
シュテーデル美術館所蔵]

高仲幸雄さんDM